眼瞼下垂の原因まとめ|加齢・コンタクト・先天性から後天性まで解説

眼瞼下垂の原因まとめ|加齢・コンタクト・先天性から後天性まで解説

「最近まぶたが下がってきた気がする」「眼瞼下垂の原因は加齢だけなのだろうか」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

実は眼瞼下垂には、加齢のほかコンタクトレンズの長期使用、先天的な要因、神経や筋肉の病気などさまざまな原因があります。

原因によって必要な対処法や治療方針は異なるため、まずは原因を知ることが大切です。

眼瞼下垂の主な原因と治療の考え方についてわかりやすく解説します。

眼瞼下垂治療の強み

  • 眼形成外科専門クリニック
    グループ年間1万件以上の眼形成手術実績

  • 原因やまぶたの状態に応じて術式・切開部位を選択

  • 他院修正にも対応
    他院で受けた眼瞼下垂手術や二重手術などの修正手術にも対応

  • 院長:藤本 雅大 医師
    グループ随一の手術数。年間1,000件以上を個人で執刀

監修医師
オキュロフェイシャルクリニック京都
院長 藤本 雅大

京都大学で眼形成・涙道の専門外来を立ち上げ、これまでに10,000件以上の手術に携わってまいりました。
眼瞼下垂、甲状腺眼症、涙道の疾患といった目のまわりのトラブルに対しては、見た目の自然さに配慮するのはもちろん、視機能や眼球表面への影響にも十分に注意を払いながら治療を行っています。

目次

眼瞼下垂の原因について

眼瞼下垂の原因について

眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる「上眼瞼挙筋」の力がまぶたへ十分に伝わらなくなり、上眼瞼挙筋の腱膜がゆるんだり伸びたりすることで生じます。

 

ただし、その背景にある原因はさまざまです。

原因によって進行の仕方や適した治療法が異なるため、まずはご自身の状態を知ることが重要になります。

眼瞼下垂の原因は一つではなく、年齢や生活習慣、生まれつきの要因、病気などが関係している場合があります。

 

主な原因は次のとおりです。

 

加齢による眼瞼下垂(腱膜性眼瞼下垂):年齢とともに腱膜がゆるむことで起こる

コンタクトレンズが引き起こす眼瞼下垂:長年の装用や着脱の刺激が影響することがある

先天性眼瞼下垂:生まれつきまぶたを上げる筋肉の働きが弱い状態

神経・筋肉の疾患による眼瞼下垂:神経や筋肉の病気が原因で発症する

加齢による眼瞼下垂(腱膜性眼瞼下垂)

眼瞼下垂の中でも最も多いとされるのが、加齢に伴って起こる「腱膜性眼瞼下垂」です。

 

まぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋の力を伝える挙筋腱膜が、年齢とともに伸びたり弱くなることで、まぶたが十分に開かなくなります。

 

50代以降でみられることが多い一方、生活習慣やまぶたへの負担によっては40代、あるいはそれより若い年代で症状が現れるケースもあります。

 

 

加齢以外でも腱膜が傷む理由

挙筋腱膜の劣化は加齢だけが原因ではありません。
目を頻繁にこする習慣や、アレルギーによる眼のかゆみで繰り返し触ることもまぶたの負担になります。

こうした慢性的な刺激が長期間続くと腱膜にダメージが蓄積し、眼瞼下垂につながることがあります。
実際には、加齢とこすり癖の両方が関与しているケースも少なくありません。

コンタクトレンズが引き起こす眼瞼下垂

コンタクトレンズ、とくにハードコンタクトレンズの長期使用は眼瞼下垂の原因の一つとされています。

硬いレンズを装着した状態で瞬きを繰り返すと、上まぶたの内側から挙筋腱膜やミュラー筋に慢性的な負担がかかります。

 

また、レンズの着脱時にまぶたを引っ張る動作を長年続けることで、挙筋腱膜が伸びたり緩んだりする場合があります。

その結果、まぶたを持ち上げる力が弱まり、眼瞼下垂が生じることがあります。

コンタクト歴の長い若い世代でもみられる原因です。

 

 

マツエク・アイプチ・まつ毛パーマもリスクになる?

マツエクやアイプチ、まつ毛パーマも、まぶたへの負担という観点から眼瞼下垂との関連が指摘されています。

まぶたを繰り返し引っ張る動作や粘着剤による刺激、施術時の圧迫などが長期間続くと、挙筋腱膜に負荷がかかる可能性があります。

また、マツエクのグルーによるアレルギー反応や慢性的な炎症が影響することもあります。

先天性眼瞼下垂(生まれつき・子どもの眼瞼下垂)

先天性眼瞼下垂は、生まれつきまぶたを持ち上げる機能が十分に働かない状態です。

明らかな原因が見つからないことがほとんどですが、一部では遺伝的要因が関与すると考えられています。

 

先天性眼瞼下垂では、まぶたを挙げる筋肉(上眼瞼挙筋)が正常に発達せず、筋組織が脂肪組織や線維組織に置き換わっていることが知られています。

幼少期からまぶたが視界を遮ることで弱視につながる場合があるため、早期からの経過観察や治療の検討が重要です。

 

先天性眼瞼下垂の多くは単独で発症しますが、ほかの眼疾患や全身疾患に伴ってみられることもあります。

 

代表的な関連疾患は以下のとおりです。

関連する疾患特徴
Marcus Gunn症候群口を開ける、噛むなど顎の動きに合わせて下がったまぶたが不随意に持ち上がる
ホーナー症候群瞳孔が小さくなる、発汗低下、眼瞼下垂などがみられる
眼瞼裂狭小症候群まぶたの開きが狭く、鼻根部が低くみられることがある
動眼神経麻痺眼球運動障害、複視、瞳孔散大、眼瞼下垂などを伴う

 

 

3歳から7歳までに弱視の発生有無の診断が必要です

先天性眼瞼下垂では、弱視の有無を確認することが重要です。
視力検査は一般的に3〜4歳頃から可能になるため、その後の成長過程で視機能の発達を確認していきます。

3歳から7歳頃は弱視の発見と治療を検討するうえで大切な時期とされており、まぶたが視界を遮っている場合や弱視が疑われる場合には、手術が検討されることがあります。

また、見た目の問題が心理的な影響につながることもあるため、視機能と日常生活の両面から対応を考えることが大切です。

 

 

大人の先天性眼瞼下垂(成人後に気づくケース)

先天性眼瞼下垂の中には、症状が軽いため幼少期には気づかれず、成人後に初めて自覚されるケースがあります。

加齢によってまぶたがさらに下がり、目の開きにくさや左右差が目立つことで受診につながることも少なくありません。

先天性眼瞼下垂では挙筋機能が低下している場合が多く、改善のためには手術が必要となるケースがほとんどです。

神経・筋肉の疾患による眼瞼下垂(疾患性)

眼瞼下垂は加齢やまぶたへの負担だけでなく、神経や筋肉の病気によって生じることもあります。

 

代表的なものに重症筋無力症、動眼神経麻痺、ホルネル症候群などがあります。

これらはまぶたを持ち上げる筋肉や神経の働きに異常が生じることで発症します。

 

特に、片側のまぶたが急に下がった場合や、頭痛・複視を伴う場合は重大な疾患が隠れている可能性もあるため、早めに医療機関を受診することが重要です。

 

 

 

ボトックス注射・まつ毛美容液(ビマトプロスト)の副作用

美容目的の治療や薬剤が眼瞼下垂に関与することもあります。
ボトックス注射では、薬剤が眉間や額から周囲へ広がることで、まぶたを持ち上げる筋肉の働きが弱まり、一時的な眼瞼下垂が生じる場合があります。

また、まつ毛美容液に使用されるビマトプロストは、長期使用によってまぶたの構造に変化を生じ、腱膜性眼瞼下垂に影響する可能性が指摘されています。

原因別の治療法の違い

眼瞼下垂の治療法は原因によって異なります。

同じ「まぶたが下がる症状」であっても、加齢によるものと先天性のものでは治療の考え方が異なり、疾患が原因の場合はまずその疾患への対応が必要です。

 

そのため、適切な治療を選択するためには、眼瞼下垂の原因を正確に診断してもらうことが重要になります。

原因主な治療法
腱膜性眼瞼下垂
(加齢・コンタクトなど)
切らない眼瞼下垂手術(埋没法)や
切開法による眼瞼下垂手術
先天性眼瞼下垂挙筋短縮術、前頭筋吊り上げ術など
疾患性眼瞼下垂原因となる神経・筋肉疾患の治療を優先
ボトックスなどによる
一時的な眼瞼下垂
経過観察を基本とし、必要に応じて対症療法を行う

眼瞼下垂の原因・治療は
オキュロフェイシャルクリニック京都へ

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※東京・大阪・京都・千葉・新前橋の5医院、2025年1年間での症例対応件数


眼瞼下垂は原因によって適した治療法が異なります。加齢やコンタクトレンズによる腱膜性眼瞼下垂、先天性眼瞼下垂、神経や筋肉の疾患による眼瞼下垂では、治療方針も大きく変わります。
自己判断で原因を決めつけず、まずは眼形成外科を専門とする医師の診察を受けることが大切です。気になる症状がある方は、お気軽にカウンセリングをご予約ください。

オキュロフェイシャルクリニック京都では、眼形成外科を専門とする医師がまぶたの状態や眼瞼下垂の原因を丁寧に診察し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。機能改善だけでなく、自然で美しいまぶたの仕上がりにも配慮していることが特徴です。
眼瞼下垂の診断から手術、術後フォローまで一貫して対応しておりますので、お悩みの方はぜひご相談ください。

監修医師

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院長 藤本 雅大

京都大学で眼形成・涙道の専門外来を立ち上げ、これまでに10,000件以上の手術に携わってまいりました。
眼瞼下垂や甲状腺眼症、涙道の疾患など、目のまわりに生じる症状に対し、見た目の自然さを大切にしながら、視機能や眼球の健康にも十分配慮した治療を行っています。

専門的な知識と長年の経験を基に、痛みの少ない麻酔方法で、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供することをめざしています。

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